Date: 2016.05.03
Home / NAS. / おうちで自作NAS - FreeNAS9.10構築編
それでは初期構築を進めていきたいと思います。

コンソールで設定したIPアドレスにブラウザからアクセスし管理者ユーザでログインします。

Username: root
Password: インストール時に設定したもの

FreeNAS構築 ログイン

なお、初回はセットアップウィザードで設定もできますが、あえて飛ばしてやってます。


Web UIの日本語化

英語インタフェースでもそんなに難しくはないですが、公式で日本語化できるしせっかくなので変えちゃいます。
ただし、ところどころ英語のままのところもあるのでそこは多目に見ましょう。

管理画面左メニューから System > Gneral と選択します。
「Language (Require UI reload):」を「Japanese」に変更します。
ついでに
「Console Keyboard Map:」を「Japanese 106」に
「Timezone:」を「Asia/Tokyo」にしておくといいです。

FreeNAS構築 日本語化

変更できたら「Save」を選択します。
その後、リロードしてあげれば日本語に変わります。

ネットワーク設定

コンソールからインタフェースアドレスだけしか設定していない場合は他を設定してあげます。

管理画面左メニューから ネットワーク > 全般設定 と選択します。
必要に応じてホスト名、ドメイン、IPv4デフォルトゲートウェイ、ネームサーバを設定します。
変更後は「保存」を選択します。

FreeNAS構築 ネットワーク設定

ネットワークではその他VLANや静的ルート、NICが複数あればリンクアグリゲーション(チーミング)設定する事もできます。

ストレージボリュームの作成

管理画面左メニューから ストレージ > ボリューム > Volume Manager と選択します。

ボリューム名を入力し、利用可能なディスクからデータ用ストレージを選択します。
同一サイズのストレージはまとまって勝手に全て選択されるので、全てを同一RAIDにしたくない場合はボリュームレイアウト欄の「Drag and drop this to resize」をスライドさせれば数を減らせます。
暗号化にチェックを入れれば暗号化ディスクも作成可能です。

今回は3TBのHDD2本でMirrorを作成します。
設定できたら「ボリュームを追加」を選択します。

FreeNAS構築 ボリューム作成

作成が完了すればボリューム配下に「/mnt/ボリューム名」が表示されます。

ストレージデータセットの作成

通常のファイル共有であればデータセットは必須ではないですが、データセット毎にアクセス権限が設定できるので家庭や職場で複数人で使用する場合に共有ディレクトリによってアクセス制限したい場合に利用できます。
データセット配下に更にデータセットの作成も可能なので階層での制限も可能になります。

管理画面左メニューから ストレージ > ボリューム > /mnt/ボリューム名 > Create Dataset と選択します。
データセット名を入力し、オプションをお好みで変更します。

パラメータ名説明
圧縮レベル:基本的にはlz4でいいかと。
継承となっているのはボリューム側の設定をそのまま使用しているという意味。
Share type:こちらもデフォルトのUNIXで基本的にはOK。
Case Sensitivity:大文字小文字の区別設定。
こちらも基本的にはSensitive(区別しない)でいいかと。
atimeの有効化:読み取り時にファイルタイムスタンプを更新するかどうか。
OFFにするとパフォーマンスは上がります。
ZFS 重複排除:重複排除機能、ONにすると負荷がかなりかかります。

FreeNAS構築 データセット作成

作成が完了すればボリューム配下に「/mnt/ボリューム名/データセット名」が表示されます。

なお、同列にある「Create zvol」の方はボリューム内の領域を使用して仮想デバイスを作成する機能となります。
zvolを作成し、iSCSIのデバイスとして指定する使い方等ができます。

CIFS共有の作成

管理画面左メニューから 共有 > Windows (CIFS) Shares > Windows (CIFS) Shareの追加 と選択します。
パスに共有公開する対象を指定します。
「/mnt/ボリューム名」、もしくは「/mnt/ボリューム名/データセット名」、「参照」ボタンから選ぶ事もできます。
オプションをお好みで変更します。高度な設定を選択すると更に細かく設定変更可能。

パラメータ名説明
Use as home share:ユーザ毎のホームディレクトリを固定するらしいです。
名前:公開名を入力します。
Apply Default Permissions:パーミッションをOwner/Groupに対してRead/Write、Otherに対してReadで設定を固定するようです。
データセット等に設定したパーミッションも上書きされる?ようで制限掛けている場合は有効にしない方がいいです。
ただ、共有作成時に有効にしていてもいまいちうまく機能していないようです。
一度チェックを外して再度有効にするとデータセットのパーミッションが固定され変更不可になりました。
そして戻せない・・・
読み取り専用をエクスポート:チェックをつけると読み取り専用で公開。
ネットワーククライアントから参照可能にする:Windowsのエクスプローラで参照させるかさせないかの設定。
ごみ箱の有効化:ファイルを削除した際にごみ箱にファイルを入れるか即時削除するかの設定。
隠しファイルを表示:ドットで始まる隠しファイルを表示させるかさせないかの設定。
ゲストアクセスを許可:パスワードなしでアクセスできるゲストユーザを許可するかしないかの設定。
ゲストアクセスのみを許可:全てのアクセスをゲストユーザにするかしないかの設定。
許可するホスト:指定したホスト(ホスト名、IPアドレス)からのアクセスを許可します。
拒否するホスト:指定したホスト(ホスト名、IPアドレス)からのアクセスを拒否します。
ALLで全ホストを拒否し、許可するホストで対象を絞って許可する使い方ができます。
VFS Objects:モジュールを追加するらしいです。詳しい事は調べていないので追々気になったら調べてみます。
定期的なスナップショットタスク:スナップショットタスクを作成している場合は指定できます。これも追々。
補助パラメータ:オプションにはないsmb4.conf設定を個別に記述可能。

FreeNAS構築 CIFS共有作成

CIFSサービスの有効化

管理画面左メニューから サービス > サービスの制御 と選択します。
CIFSを「ON」に変更します。
※初めてCIFS共有を作成した時にサービスを有効にするか聞いてきますのでそこで有効にしていた場合は必要ありません。

FreeNAS構築 CIFS有効

これでエクスプローラからIPアドレスでアクセス、所有者設定したユーザ(設定していない場合はroot)で認証し、読み書きができる事を確認します。
問題無いようでしたらこれで基本的なNASとしては完成です。

【関連記事】
おうちで自作NAS - パーツ編
おうちで自作NAS - 組み立て編
おうちで自作NAS - FreeNAS9.10インストール編
おうちで自作NAS - FreeNAS更新編
おうちで自作NAS - FreeNAS ZIL/L2ARC設定編
おうちで自作NAS - FreeNAS ブートデバイスミラー設定編
おうちで自作NAS - FreeNAS UPS連動編
おうちで自作NAS - FreeNAS S.M.A.R.T.設定編
おうちで自作NAS - FreeNAS Scrubs設定編
おうちで自作NAS - FreeNASの更新適用後の注意点。


Secret

TrackBackURL
→http://000dandelion000.blog.fc2.com/tb.php/69-cf5aeff7