FreeNASをインストールしているUSBメモリのミラーリングです。
個人利用でそこまでやっておく必要性があるかは微妙ですが。
(むしろESXiでこれできるようにして欲しい。)
なお、ミラーリングする場合はUSBメモリはできる限り同じものを用意した方がいいです。
最悪、稼働中のものと同じもしくは大きい容量のものを用意します。
(同じ容量でも認識されるサイズがメーカーや型番によって変わる可能性もあるので注意は必要。)
また、これをやった後はBIOSから追加USBメモリの起動順序を2番目にしておいた方がいいです。
実施はFreeNAS9.10、GUIは日本語環境でしています。
ブートデバイスのミラーリング設定
管理画面左メニューから システム > Boot と選択します。上部にある「状態」ボタンを選択します。
「freenas-boot」を選択すると、画面下部に「Attach」ボタンが表示されるので選択します。
Attachポップアップが表示されるので、メンバディスクのプルダウンから対象のUSBメモリを選択し、「Attach Disk」ボタンを選択します。
暫く待つとディスクが追加され、「freenas-boot」がstripeからmirror-0にかわり、ディスクが2本になります。
これで起動デバイスのミラーリングは完了です。
最初にインストールしてた方を抜いて起動してみても問題なく起動します。
壊れた場合の交換
USBメモリが壊れた場合、Boot Status画面で「freenas-boot」の状態が「DEGRADED(縮退)」になり、故障USBの状態が「REMOVED」になります。故障USBメモリを選択すると、画面下部に「Replace」ボタンが表示されるので選択します。
Attachの時同様にメンバディスクから対象USBメモリを選択し、「Replace Disk」ボタンを選択すると置き換わり処理が走って正常な状態に戻す事ができます。
交換時も最初に設定した時同様にできる限り同じUSBメモリで。
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