Date: 2016.04.15
Home / VMware. / ESXi6.0にMac OS X El Capitan‎をインストールする。
多忙の為に自宅VMをほとんど触れてなかったのですが、Windows 10と、仕事ではまだまだRed Hat Enterprise Linux6までしか触っていないので勉強がてらにCentOS7をとりあえずインストールまでして放置状態でした。
もう1つ試しておきたかったのがMac OS X環境を作る!です。

という訳で、最新のMac OS X 10.10 El Capitanをインストールしてみました。

※OSXをApple Mac以外にインストールするのは規約違反です。実施する場合は全て自己責任です。



インストールイメージの作成

OS Xのインストールを行うにはインストールメディアを購入するか、他にMacを持っていればインストールイメージダウンロード(無料)して、それから作成する必要があります。
うちにはVMware Workstationにごにょごにょして入れたMac OS X El Capitanがあるので、OS X El CapitanをダウンロードしてそれからISOイメージを作成しました。

ESXi6.0へ回避パッチを適用

ESXi6.0でゲストOS作成時に「Apple Mac OS X 10.x」の選択はできますが、Server版OSしかサポートしておらずクライアント版ではインストーラー起動で弾かれます。
その制限を回避するパッチを作ってくれてる偉い方がいるので、そのパッチの最新版「Unlocker v2.0.8」利用させてもらいました。

【手順】
1.Unlockerをダウンロードし、解凍したもの一式をデータストアにアップロードします。
2.ssh等でESXiにログインし、アップロードしたディレクトリに移動します。
3.インストール用のShell スクリプトに実行権限をつけます。
# chmod +x esxi-install.sh

4.スクリプトを実行します。
# ./esxi-install.sh

5.プロンプトが返ってきて、「Success」の文字があれば成功ですので、ESXiを再起動します。

これで準備は完了です。

OS X El Capitan用仮想マシンの作成

【手順】
1.vSphere Clientで新規仮想マシンを作成します。
2.「構成」では「カスタム」を選択します。
  「標準」でも作成はできますが、HDDがIDEになってしまうので、SCSIにしたい場合はこちらを選びます。
3.仮想マシン名の入力、インストール先ストレージの選択と進めます。
4.仮想マシンのバージョンでは最新の「11」で大丈夫です。
5.ゲストOSの種類では「その他」を選択し、プルダウンメニューから「Apple Mac OS X 10.10(64ビット)」を選びます。
  (多分デフォルト選択)
6.CPU、メモリはお好みで。多少多めの方がいいとは思うけど。
7.NICではネットワークの場所を選択し、アダプタは「VMXNET3」は選択に出てこないので「E1000E」で進めます。
8.SCSIコントローラは「LSI Logic パラレル」以外非推奨となっていたのでそのまま進めます。
  なお、「LSI Logic SAS」ではディスクは見えませんでした。
9.ディスクは「新規仮想ディスクを作成」を選択し、お好みでサイズとプロビジョニング、場所を選んで作成します。
10.詳細オプションの仮想デバイスノードはSCSIで進めてきていますので、SCSIを選択したまま進めます。

OS X El Capitanのインストール

【手順】
1.作成した新規仮想マシンをインストールイメージISOで起動します。
OS X El Capitanインストール01

2.りんごマークのロードが進んでこの画面まできたら基本的にはこの先大丈夫だと思います。
  Unlockerをインストールしていないとりんご画面から進まなかったので。
  日本語を選んで先に進みます。
OS X El Capitanインストール02

3.画面が進んだらインストールを進める前にディスクのフォーマットを行います。
OS X El Capitanインストール03

4.画面上部のメニューから「ユーティリティ」→「ディスクユーティリティ」を選択します。
OS X El Capitanインストール04

5.ディスクユーティリティが起動したら「VMware Virtual disk Media」を選択して、「消去」ボタンをクリックします。
  もしディスクが見えていない場合はSCSIコントローラの選択が間違っている可能性が高いので見直して下さい。
OS X El Capitanインストール05

6.名前をお好みで付けて「消去」を実行します。
OS X El Capitanインストール06

7.フォーマットが完了するとディスクが出てきます。これでディスクユーティリティを終了させます。
OS X El Capitanインストール07

8.処理を進め、OS Xインストール先の選択で先ほど作ったディスクを選びます。
OS X El Capitanインストール08

9.後はインストールが終わるのを待って完了です。
OS X El Capitanインストール09

インストールが終わって初期セットアップが終わったらVMware Toolsもインストールしましょう。

キーボード配列をJISに変更

キーボード配列がU.S.キー配列となってしまい、Windowsキーボードで操作するにはかなり不便です。
例えば「@」を出すには[Shift]+[2]を押す必要があります。
お好みでですが、JIS配列に変更します。

【手順】
1.一旦OS Xをシステム終了します。
2.vmxファイルをダウンロードするなりして、以下の2行を追記して上書きします。
keyboard.vusb.idVendor = "0x05AC"
keyboard.vusb.idProduct = "0x020D"

3.OS Xの電源を入れ、配列が変わった事を確認します。

なお、今回の内容以外試してないので詳しい事はわかりませんが、「Unlocker v2.0.7」以前の利用でLeopard、Snow Leopard、Yosemiteを入れる場合、仮想ハードウェアバージョンを「10」にする、vmxにsmc.version、efi64.filenameを定義する、EFIを配置するといった制限情報が色々とありましたが、ESXi6+「Unlocker v2.0.8」+El Capitanのこの環境では特にこういった処置をする事なく、問題なく動作しました。



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