Date: 2016.05.01
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自宅NASのリプレイスを行いました。
これまでCENTURYの「裸族のインテリジェントビルNAS(CRIB35NAS)」を使っていてそこまで不満もなく安定して動作してたのですが、SATA2だし、結構年数も経ってきたしという事でどうせならNAS OS、FreeNASで作っちゃおうと思い、またmini-ITX機を自作しました。

NAS構築パーツの山

※裸族のインテリジェントビルNASですが、SATA3のHDDでも動作はします。


まあ、パーツ自体はESXi機とほぼ同時に手配してたんですが、いざ構築しようとした時にFreeNASをUSBメモリにインストールしてブートしようとするとエラーとなり、調べてみるとFreeNAS9.3まではUSB3.0をサポートしていないという事態に直面。
対策としてはUSB2.0ポートもあるのでUSB3.0(XHCI)を無効にしてEHCIを使用すればいいって話だったのですが、更に調べてみると今回用意したCPUがBraswell世代で、この世代がEHCIを使えないと。
つまり、USBバージョンに関わらず動作はXHCIで動作してしまうというね。

古い世代の環境があればそちらで一旦インストールしてコンフィグを書き換えてUSB3.0を有効にする(非推奨)事でも回避できるようですが環境もないし。
他のOS、NAS4Freeを使うかなぁとも思ったけどパフォーマンスがFreeNASより悪いって情報もあったのでVMも触れてない事もあって色々面倒くさくなって放置してしてました。

が、久々にFreeNASを調べてみたら新バージョンの9.10が出ているじゃないか。しかもUSB3.0が公式にサポートされてるじゃないか。って事でようやく構築にありつきました。

前置きが長くなりましたがまずはパーツ構成です。


マザーボード


Braswell世代のIntel Quad-Core Pentium N3700を搭載したマザボです。
オンボード省電力SoCを元々考えていたので、購入時に存在していた最上位機を選びました。TDPは6Wです。
AMDも考えたけど微妙なクラスしかなかったのもあって結局Intelに。
この用途ではSATAポートも4つあるし、不満はほぼないのですが、唯一NICがRealtek(蟹)ってとこぐらいですかね。

ちなみにN3700はその後、Pentium N3700、Celeron N3150、N3050のマイナー改良が発表され、組み込み向けのN3710、N3160、N3060に加えデスクトップ向けとしてJ型番のJ3710、J3160、J3060が投入された事もあってこのボードは市場から消えてしまったようで今は手に入れるのは難しそうです。ほんと滑り込みだった。

メモリ


MBの対応メモリはSO-DIMM DDR3L-1600になります。
CPUとしてはIntelの仕様では最大メモリーサイズ8GBになっていますが、ASRockとしては16GBをサポートしていたのでつめるだけ積みました。ZFSはメモリ消費が多いようだし。

HDD


とりあえず旧NASで使ってた2本をデータを退避してそのまま利用する事に。
Intelli Powerは無効にしています。

SSD


Log(ZIL)とCache(L2ARC)用に。
ESXi機同様にMLCメモリーを選択。
SSDもすっかりお安くなったのでこうゆう使い方にも手軽に搭載できるのはありがたい事です。

PCケース


ESXi機同様にmini-ITXで3.5インチ2つ、2.5インチ1つ搭載できる事が条件で、今回はCPUファンは搭載しないので更に小さいものが条件でした。
実際には5インチベイ1つ、3.5インチ、2.5インチシャドウベイがそれぞれ1つづなので、ディスク1本は5インチベイに3.5インチHDDマウンタを使います。
SFX300W電源が付属します。当たり外れがあるかもですが、電源のファンは静かでした。
前面に80mm吸気ファン、背面に60mm排気ファン2つが搭載可能。
あたりまえですが、ESXi機以上に内部は狭いのでケーブルとか苦労します。
今回は必要なかったですが、低いトップフローCPUファンなら搭載も可能です。

ちなみに外箱に「取説付き 日本語マニュアル」って書いてあったのですが、不親切なざっくりとした説明書が1枚入ってただけでした。
ベティの意味はよく分からないですね(笑)

ケースファン(吸気)


前面吸気用ファン。
CPUファンがないから完全ファンレスも考えたのですが、夏場は怖いのでケースファンは搭載する事に。
まあ、位置的に吸気ファンは微妙そうだけど・・・
内部が狭いので同じ超静音タイプの薄型も考えたけど、ファン音優先です。
(こっちが1400±200RPM 11.7dB(A)、薄型が2000±200RPM 20.4dB(A))

ケースファン(排気)


2個購入。背面排気用ファン。
吸気と同じアイネックスの超静音タイプにしたかったけど高かったので・・・
このケースに5インチベイを入れる場合は薄型にしないと相当きついです。
(今回は荒業で回避してます。)。

ファン分岐ケーブル


マザーボード上にはCPU用含めてもFANポートが2つしかないのでペリフェラルから分岐して電源を取りました。

SATA電源分岐ケーブル


ついてる電源ユニットにはSATA電源が2つしかないので1つを分岐させました。

HDDマウンタ


3.5インチHDD2本目を5インチベイに搭載するのに。
HDDをこれに固定し、PCケース付属のアダプタをつけて差し込むだけできちんと固定されました。

USBメモリ


2つ購入。FreeNASインストール用です。
FreeNASは起動デバイスのミラーリングができるので2つ用意しました。

後はSATAケーブルがあればOKです。

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